書く練習

メモのような日記

世の中を知ること、ジェンダー論、黒いランドセル、他人の記憶とパクリ

ラジオが面白い訳

ITベンチャーで働いている女性のポッドキャストを最近よく聞いている

意識高い経営者の話や本はよく読んでいたが、実際に働いている

社員の声が聴けるのが面白いと思って聞いていた。なかなか女性の意見は聞けないので参考になる。なんの参考なのかわからないが

商品の紹介やコンテンツの分析をしているのが面白かったのだが、自分がなぜ興味があるのかわからなかった。

今日ふと聴いていて

この現代、資本主義の日本において、世の中にあるものほとんどが商品だからだと気づいた。マルクスに言わせれば、資本主義においてはほとんどのものが商品になる。貨幣ですら交換可能な商品らしい。

思えば、大学生の頃に小説なるものを書いてみようと浅はかなことを考えていたのだが、

村上龍のコインロッカーベイビーズや愛と幻想のファシズムを読んで無理だと悟った

。あとがきで数々の勉強会や講演に参加し、識者にインタビューなどして経済を勉強したという記述があり、震えた思い出がある。

世の中のことを知らなければ、自分も誰かを感動させるものは書けないと思ったのだった。

バリバリ働いている女性が興味のあるコンテンツを知ることや、分析を聴く機会がなかったので、より世の中の知らない側面に触れていたということだ。無意識に面白いと思っていた、いつの間にか

 

ジェンダー

ラジオの続きで。

MCの女性は小学生の頃に黒いランドセルで学校に通っていたらしい

なかなかの強者だ

人からなんで黒なのと聴かれて、人と違うことはこんなにも生きにくいのか、と小学生ながらに悟ったと語っていたのが印象的だった。

思えば、自分は小学生の頃は持ち物が他の子と微妙に違うことが嫌だった。同級生はどこで示しあわせていたのかみんな同じ持ち物を持っていて、うちの親はどこか独自に仕入れていたので必ず違う会社の製品だった。自分から均一化を求めるよな子供だった。

だが、聞けば、保育園に通っている頃は他人と全く相いれない性格の子供だったらしい。

散歩に行けば人と違う方向に行きたいと言うし、推しの先生以外には抱っこされたくないよな子供だったらしい。

不思議なものだ。

 

PS.

他人の経験を自分の小説などの作品に使うことは

パクリなのだろうか。許可はとればいいだろうが。

イラストのトレパク問題のように叩かれるということもあるかもしれない。

それを題材にして作品を書けそうだ。